| SPRING 2000 Vol.28 元々は2000年の正月に発送した年賀状のイラストで、更にその元々は「a boy」というタイトルの、習作でした。 実はこの掲載された実物は、そのイラストの白黒コピーに色鉛筆で彩色しただけのものです。英文もその絵の裏に書いてあった落書きを英訳しただけのものなのですが、その後の「START UP GIG」で「gravity」を耳にした時は、本当に驚愕いたしました。HPのトップページは準備ページの時からこの絵を使用していますが、 この絵に出会うまで20年以上かかったほど、自分にとっては大きな一枚です。 以下余談。 この絵が掲載された時、複数の人間から「これ、RYUICHI？」と訊かれました(笑) これは以前にも書いたことのある内容ですが、私は「似せよう」と思って人物を描くことはほとんどありません。もし、ただ「似せるため」だけの絵を描くのなら、トレース台やトレーシングペーパーで写真を写した方が早いでしょうし、そんなことをするくらいなら、私は最初から会報に投稿しなかったと思います(笑) ここにアップした5枚のイラストは、2頭身キャラのJさん以外、はがきに「だれ」ということは、一切記載していません。つまり「似せる」描き方をするのではなく、自分の絵で描いているにも関わらず、手にとったご本人に「オレだ」と思わせることが出来たかどうか、そこが自分に課した勝負のポイントでした。 よって、RYUICHI氏が「オレ」と思って手にとってくださったのでしたら、私がいまさら「これはRYUICHIを描いたものだ」とか「これはRYUICHIを描いたものではない」と口にする必要もないと思っています。以上！(笑) |
| 更新 2001.09.01 |
